四日市市医工連携セミナー
「医療現場の最新ニーズとものづくり企業の医療分野参入」 開催報告

内容

(1)開会挨拶 (13:30〜13:40)

    ・(公財)三重県産業支援センター 高度部材イノベーションセンター長 和田 正武


(2)講演:「消化器がん外科治療の現状と現場のニーズ」 (13:40〜14:50)

    ・愛知県がんセンター中央病院 消化器外科 医長 三澤 一成 氏

【概要】日本人の死因第1 位は「がん」であり、2人に1人が「がん」になる時代である。そのうち多くを占める胃がんや大腸がんなどの消化器がんを治すためには、さまざまな技術が発達した現代においても、まずは“切って取ってくる=手術” をするしかない。外科治療の現状や現場でのニーズ、そして私の医工連携・産学連携の経験などについても紹介しながら、医療機器開発について考察した。

(休憩 14:40〜15:10)

(3)講演:「薬機法の概要と医療機器分野への参入 〜課題と対策〜」 (15:10〜16:40)

    ・愛知県重点研究プロジェクト成果活用プラザ コーディネーター 安部 彰 氏

【概要】日本政府における「成長戦略」の一環として、医療機器の開発・製造・販売を今後の国内産業を牽引する分野として強化するための種々の施策が採択・実施されていますが、規制関係の情報や医療産業の特殊性等に関しての、新規参入希望企業が必要とするような分かり易い情報提供が不足しているために活性化が遅れている。そこで、今回は、医療機器分野への参入にあたって知っておくべき「薬機法」などの基礎情報、ならびに「医療機器ビジネスへの参入手法」および「参入事例における課題と対策」について説明した。

(5)閉会・名刺交換会  

 

 


セミナー1
講演の様子