【概要】熱可塑性樹脂をマトリックスとする炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)は、マトリックスを熱硬化性樹脂とするCFRPに比べ、成形加工性や生産性などが優れているため、量産化や低コスト化が大いに期待されています。本講演では、熱可塑性樹脂を含浸させた連続繊維強化熱可塑性樹脂について、その材料特性やプレス成形等の成形技術、そして量産事例についてご紹介いただきました。

(休憩　14：35〜14：45)

【概要】CFRTPの新しい成形技術として、ハイブリッド成形が注目を集めています。これは、炭素繊維に熱可塑性樹脂を含浸した熱可塑性プリプレグ材の熱プレス成形と射出成形を組み合わせたもので、加熱プレス成形では難しい複雑な形状の成形と射出成形では得られない高強度・高剛性に優れた成形を可能にします。本講演では、ハイブリッド成形システム・成形装置、そして成形事例などについてご紹介していただきました。

【概要】三重県工業研究所に導入予定のハイブリッド成形機の仕様、今後取り組む次世代CFRTP成形加工技術などについてご紹介いただきました。