平成25年度第6回AMICセミナー「次世代に向けての水素製造技術」開催報告

内容

(1)開会挨拶 (13:30〜13:40)

    ・三重県工業研究所 所長 湯浅 幸久

(2)講演:固体水素源燃料電池 (13:40〜14:40)

    ・ローム株式会社 研究開発本部 次席研究員 三浦 弘 氏

【概要】ローム(株)とアクアフェアリー(株)は、京都大学大学院工学研究科の平尾一之教授のアドバイスを受けて、水反応性物質を用いた燃料電池(固体水素源燃料電池)を開発しています。この開発中の燃料電池について、CEATEC JAPAN 2013に展示した製品の紹介も含めて講演していただきました。

(休憩 14:40〜14:50)

(3)講演:触媒一体化水素製造モジュール(MOC)の開発 (14:50〜15:50)

    ・日本特殊陶業株式会社 技術開発本部 研究開発センター 主査 木 保宏 氏

【概要】天然ガスを原料とするオンサイト水素製造は、燃料電池自動車等に水素を供給する最も有望な手段の一つです。従来の膜反応器では別体であった改質触媒と水素透過膜を一体化させた、触媒一体化水素製造モジュール(MOC : Membrane On Catalyst)の開発について、その概要を紹介していただきました。

(4)技術紹介:三重県工業研究所の活動紹介 (15:50〜16:00)

    ・三重県工業研究所 窯業研究室 主幹研究員 庄山 昌志

【概要】三重県工業研究所の水素製造への取り組みと、それに関する導入予定の設備の紹介を行いました。

(5)意見交換 (16:00〜16:20)

【概要】講演に対する質疑応答、講師と参加者の意見交換などを行いました。