平成25年度第1回AMICセミナー
「ものづくり企業と製販企業による新しい医工連携の形」開催報告

内容

(1)開会挨拶 (14:00〜14:05)

    ・(公財)三重県産業支援センター 副理事長 高橋 陽一

(2)講演:医工連携実践のプラットフォーム「日本医工ものづくりコモンズ」の紹介 (14:05〜14:35)

    ・一般社団法人 日本医工ものづくりコモンズ 理事 谷下 一夫 氏

【概要】日本医工ものづくりコモンズとは、医療現場とものづくり現場の融合を目的に、12 の医学系と工学系の学会が連携した組織で、ものづくりの技術を先端的な医療機器開発に活用することが狙いです。本講演では、同組織の活動内容を紹介していただきました。

(3)講演:無理なく円滑な医療機器産業への参入に向けて
〜製販企業ドリブン型・医工連携モデル〜
(14:35〜15:20)

    ・三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 主任研究員 柏野 聡彦 氏

【概要】新規参入を試みるものづくり企業にとって、医療機器製造販売の障壁は高い。ものづくり企業が「医工連携」を通して円滑に医療機器産業に参入する方法として、製販企業を核とした新しい医工連携モデル「製販企業ドリブン型・医工連携モデル」があり、その連携モデルの実際を紹介していただきました。

(休憩 15:20〜15:25)

(4)講演:製販ドリブンモデルによる「ものづくり企業」と「製販企業」との連携事例 (15:25〜16:10)

    ・第一医科株式会社 代表取締役社長 林 正晃 氏

【概要】同社は平成24年度課題解決型医療機器等開発事業の採択企業ですが、その取り組みについて、製販ドリブンモデルによる事例を交えて紹介していただきました。

(5)事業紹介:三重県及び三重県産業支援センターの事業紹介 (16:10〜16:25)

【概要】健康福祉部ライフイノベーション推進課、工業研究所、産業支援センターより、ライフイノベ分野に関する施策、支援の方策、技術情報などを紹介しました。

(休憩 16:25〜15:30)

(6)パネルディスカッション:医工連携をすすめるにあたってのポイント (16:30〜17:15)

【概要】医工連携を実践している企業、三重県内で医療系に進出している企業、三重県行政、そして連携を進める日本医工ものつくりコモンズをパネラーに迎え、これからの医工連携の進め方のポイントについてディスカッションしていただきました。
○パネラー:
    ・橋本電子工業(株) 橋本 正敏 氏
    ・佐久間特殊鋼(株) 高松 一史 氏
    ・日本医工ものつくりコモンズ 谷下 一夫 氏
    ・第一医科(株) 林 正晃 氏
    ・三重県庁健康福祉部ライフイノベーション課 高村 康 氏
      (司会:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 主任研究員 柏野 聡彦 氏)

(7)閉会挨拶 (17:15〜17:20)

(8)交流会(名刺交換会、コーヒーパーティー) (17:20〜18:00)